「最近、顔がたるんだ気がする」「鏡に映る自分の顔が不機嫌に見える」などと感じ始めたら、口角が下がっているサインかもしれません。口角が下がるとマイナスな印象を与えやすくなるためです。
この記事では、口角が下がる理由を解説します。口角を上げるためのポイントも紹介するので併せてチェックし、表情豊かな若々しい女性を目指しましょう。
笑顔足りてる?口角が下がっている人の印象は?

口角が下がっていると不機嫌に見られたり、実年齢よりも老けた印象を与えたりと、良いことはありません。また口元のたるみや首のしわの原因ともなるため、ますます印象が悪くなることもあるでしょう。
反対に口角の上がっている人は、それだけで明るく元気な印象を与えられるほか、若々しい雰囲気になります。つまり口角一つで、その人の印象を左右してしまうといえるでしょう。
口角が下がってきたなと感じる人は、早めの対策が重要です。口角が下がる理由を確認し、改善していきましょう。
口角が下がる理由は?

口角が下がる原因は大きく分けて、「筋肉の衰え」「食べ物をよく噛まない」「口呼吸をしている」「姿勢が悪い」の4つです。それぞれどのような影響を与えているのかチェックしましょう。
筋肉の衰え
顔には複数の筋肉が存在しています。例えば顔の表情を作りだすための「表情筋」、食べ物を噛む際に重要な「咀嚼筋(そしゃくきん)」、口の動きに関係する「口輪筋(こうりんきん)」などが含まれます。
これらの筋肉が衰えると、口角が下がる原因となるのです。そのため筋肉が衰えないように、普段から意識的に動かすことが大切です。
食べ物をよく噛まない
日本の食事は洋食化が進んだことで、柔らかいものが増えました。そのため必然的に噛む回数が減り、筋肉が衰え口角が下がりやすくなったのです。
口角を上げるためにも、歯ごたえのある食事を積極的に選んだり、意識的に噛む回数を増やす習慣をつけたりしましょう。
口呼吸をしている
本来、人は鼻呼吸をしながら生活しています。しかしアレルギーにより鼻呼吸が苦しいなどの理由で口呼吸になると、口が開いたままの状態になり、筋肉が衰えて口角が下がる原因となるのです。
そのため口呼吸が習慣になっている人は、鼻で呼吸することを意識しましょう。
姿勢が悪い
姿勢が悪いと首にある「広頚筋(こうけいきん)」が縮み、口角につながる筋肉が下に引っ張られます。すると口角も自然と下がってしまうのです。
特にスマートフォンを使用しているときに、頭が下向きとなり姿勢が悪くなる人は要注意です。日常的に自ら口角を下げていることになります。
自分の姿勢がどのような状態になっているかは、なかなか自身で判断できないことも。周囲の人に確認してもらいながら、日常的に姿勢を正しておくことが重要です。
口角を上げるためのちょい足し美容

口角を上げるためのトレーニング方法を紹介します。家庭で簡単に行えるので、ぜひ今日から取り入れてみてください。
割り箸トレーニング
1.割っていない割り箸を水平になるように奥歯で咥える
2.1の状態で口角を上げて、30秒キープ
3.10秒休憩後に、2を行う
4.2と3を3回繰り返す
舌回しトレーニング
1.口を閉じたまま舌を歯茎に沿って回す
2.時計回りと反時計回りを各20回行う
口角を上げて表情豊かな女性になろう
咀嚼回数が減ったり姿勢が悪かったりと、さまざまなことが原因で筋肉が衰えて口角が下がります。口角が下がれば不機嫌な印象を与えやすくなり、人間関係にも影響を及ぼすでしょう。
そのため普段から意識して筋肉を鍛えることが大切です。簡単なトレーニングはもちろん、普段から笑顔を意識して表情を豊かに過ごすことが重要といえるでしょう。
また素敵な女性で居続けるためには、口角のケアだけではなくヘアケアも重要です。きれいな髪だと若々しい印象も与えやすくなります。
例えば髪の主成分である「たんぱく質」、黒々としたきれいな髪を作る「カルシウム」「銅」など、栄養バランスの良い食事を摂れば、きれいな髪を作りやすくなります。
また食事の際に噛むことを意識すると、口角も上げやすくなるでしょう。口角にも注目してみるとともに髪に必要な栄養をバランスよく摂取しながら、素敵な女性を目指していきましょう。