お風呂上がりにふと鏡を見て、「なんだか首が太くなったかも……」と感じたことはありませんか?首が太くなると、顔が大きく見えたり、スタイルが悪く見えたりしますよね。
また、首が太く感じると同時に、肩こりにも悩まれているのではないでしょうか。実は、肩こりや首が太く見える原因には「僧帽筋(そうぼうきん)」という名の筋肉が関係しています。
そこで今回は「僧帽筋」をほぐして、ほっそりとした首と小顔を手に入れる方法を紹介します!
首と肩のメリハリがないのは僧帽筋が原因かも
そもそも僧帽筋とは一体どんな筋肉なのでしょうか。まずは僧帽筋についてわかりやすく解説します。
僧帽筋とは?
僧帽筋とは首から肩にかけて広がっている筋肉のことです。上部、中部、下部に分かれていて、肩甲骨を上げたり下げたりする動きをそれぞれの役割でサポートしています。
肩こりの原因にはこの僧帽筋が大きく関わっています。では、なぜ肩こりが起こってしまうのでしょう。それは、長時間のデスクワークやスマホの使い過ぎ、同じ姿勢で作業を続けたことなどが原因で筋肉が凝り固まってしまうからです。
また、肩甲骨を動かさないでいると僧帽筋が衰えてしまいます。僧帽筋が衰えることで、頭や腕を支えられなくなり、さらに姿勢が悪くなる可能性も。そうなると、他の筋肉にも負荷がかかり、ますます体の不調が起こってしまいます。
心身の緊張などで僧帽筋の血流が悪くなる
筋肉の衰えの他にも、心身の緊張によって僧帽筋も緊張してしまい、血流が悪くなることも肩こりの原因のひとつ。血流が悪くなると、疲労も溜まりやすくなる一方です。
また、凝り固まった肩は、僧帽筋が盛り上がり、首が太く見えることにつながります。そのため、緊張している時こそ、肩甲骨を動かしたり、首を回したりして、少しでも僧帽筋をほぐすことを意識するようにしましょう。
僧帽筋の盛り上がりを解消するストレッチ方法とは
一度盛り上がってしまった僧帽筋、「肩にボトックス注射をしないと治らないのでは……」と不安になる必要はありません。僧帽筋の盛り上がりは、ストレッチを行うことで解消できるのです。
ポイントは僧帽筋の柔軟性を高め、血液の循環を促進させること。ここでは、簡単にできるストレッチ方法を紹介します!
椅子に座りながらできる!僧帽筋ストレッチ
デスクワークの合間に、座ったまま休憩しながらできるストレッチです。
【ストレッチのやり方】
①腕を伸ばして背中の後ろで手を組みます。両手の手のひらをぴったり合わせるようにするのがコツです。
②肩甲骨を寄せるイメージで胸を張りそのまま15秒キープします。
③その状態のまま肩を後ろに10回、回しましょう。
手を組んだままなので、最初は回しにくく感じるかもしれませんが、徐々に慣れていきますよ。
3分で肩こり解消!タオルを使ったストレッチ
フェイスタオル(スポーツタオル)を使って行う、ストレッチです。3分で肩こり解消できますよ。
【ストレッチのやり方】
①フェイスタオルの両端を持ちます。ゆっくりと息を吸いながら腕を上げ、吐きながら戻します。これを3回くり返します。腕を上げた時に、胸を開くイメージで行いましょう。
②次に、同じ様にフェイスタオルの両端を持ち、ゆっくり息を吸いながら腕を上げ、少し後ろに反るように伸ばします。この時にお腹を伸ばすイメージで行うのがポイントです。
そして、ゆっくり息を吐きながら戻します。これを3回行いましょう。
③最後も、同じくフェイスタオルの両端を持ち、ゆっくり息を吐きながら右サイドに体を倒し、伸ばしていきます。そして、息を吸いながら戻します。左サイドも同じ動作をくり返します。これを4セット行いましょう。
タオルさえあればどこでも簡単に肩甲骨を伸ばし、僧帽筋をほぐすことができます。洗濯物を取り込む際にもフェイスタオルを見つけたら、ぜひトライしてみてくださいね。
顔周りスッキリでどんな髪型も似合うスタイルに◎
顔が大きく見えることを理由に、髪を下ろして輪郭を隠そうとする人もいるかもしれません。しかし、顔周りがスッキリすることで、どんな髪型も似合うようになりますよ。
例えば、ショートヘアや耳にかけたボブ、ロングの人は髪をアップにしてお団子ヘアにするのも良いでしょう。あえて輪郭を見せることで、小顔も引き立ち、魅力的な大人の女性をアピールできますよ。
首や肩がすっきりしたら艶やかな髪を手に入れてスタイル美人を目指そう
ちょっとしたストレッチやマッサージをすることによって、僧帽筋の盛り上がりを解消することは可能です。
また、肩甲骨や僧帽筋をほぐすことで、肩こりも予防することができますよ。首や肩がすっきりとすれば、鎖骨が見えるファッションや憧れの髪型にもチャレンジすることができるでしょう。
ぜひ、ほっそり首と小顔を手に入れて、艶やかな髪で自分の好きなスタイルを叶えて見ませんか。