大人だからちょっと良い物を選びたい！髪質別ご褒美ブラシを紹介

毎日行うブラッシング、美髪を手に入れたいならヘアブラシに注目してみてください。髪質やお悩みにあわせて素材を選べば、健やかでツヤのある髪に近づけますよ。

今回はヘアブラシを効果的に使う方法や、髪質別のおすすめヘアブラシを紹介します。

ヘアブラシ、どのタイミングで使ってる？

普段何気なく使っているヘアブラシ。朝、髪を整える時だけに使うという人もいるかもしれませんね。しかし、ブラッシングをすることで髪のほこりや汚れを取ったり、頭皮の血行を良くしたりする効果があることをご存知でしょうか。

頭皮の血行が良くなると、抜け毛や薄毛の予防にもつながります。とは言え、ブラッシングのやり過ぎはかえって髪にダメージを与えてしまうことになりかねません。

では、適切なタイミングとは一体いつなのでしょう。朝、昼、夜に分けておすすめのブラッシングのタイミングを紹介します。

髪の長い人はもちろん、短めの人でも朝のスタイリング時にブラッシングをするのがおすすめです。

頭皮の皮脂がほどよく毛先に行き渡り、サラサラでツヤのある髪になります。寝ている間にからまった髪もブラッシングすることで、スタイリングしやすくなるでしょう。

日中は仕事や家事で忙しく、ブラッシングをするという人はなかなか少ないかもしれません。

しかし、トイレや休憩などで鏡を見て、身だしなみをチェックする時こそチャンスです。軽くブラッシングすることで、頭皮に溜まったほこりや汚れを落とすことができますよ。

シャンプーをする前にブラッシングをすることで、髪についた汚れをある程度落としておくことができます。その際には、豚や猪の毛を使った『獣毛タイプ』のヘアブラシを使いましょう。

理由としては、獣毛タイプのヘアブラシは頭皮に刺激を与えないからです。シャンプー剤によっては頭皮にダメージを与えてしまうため、使用するヘアブラシには注意しましょう。

加えて、シャワーやお風呂の後には髪を完全に乾かしてからブラッシングするのがポイントです。なぜなら、濡れている髪はとてもデリケートだからです。

キューティクルが開いてダメージを受けやすいため、濡れている髪にブラッシングをするのは避けた方が良いでしょう。

1日の中でブラッシングに適切なタイミングがわかったところで、実際どのヘアブラシを使えば良いのか迷ってしまう人も多いことでしょう。しかも、髪質は人それぞれ違うものです。

そこで、髪質別でおすすめなブラシの素材と種類について、詳しく解説します！

豚毛

髪の毛が細く、やわらかい人におすすめな素材は『豚毛』です。その名の通り豚の毛から作られたブラシで、毛の材質がやわらかくてもコシがあるのが特徴です。

また、毛の密度が高いためブラッシングの摩擦を減らしてくれます。髪への負担を最小限に抑えるので、細くてやわらかい子どもの髪にもおすすめです。

パドルブラシ

パドルブラシとは、カヌーに使用するパドルに似た形状をしたヘアブラシのことです。

大き目のヘッドとクッション性の高さが特徴。髪や頭皮にやさしい使い心地で、抜け毛の予防や毎日のヘアケアにもおすすめです。

クッションブラシ

ラバー部分のクッション性が高いため、髪が細い人や髪質がやわらかい人に適しています。また、髪をまとめやすく、ボリュームアップしたヘアスタイルを作りたい時にもおすすめ。

さらに、頭皮へのあたりが気持ちよく血行促進やマッサージを目的として使うことも可能ですよ。

猪毛

猪毛は豚毛よりも太くて硬く、弾力とコシのある材質が特徴です。髪の多い人やくせ毛の人でもくし通りの良さが感じられるでしょう。

また、猪毛には水分と油分が適度に含まれており、ダメージや切れ毛を防ぐ他、静電気が起こりにくいといったメリットがあります。唯一のデメリットは値段が少々高めなところでしょう。

デンマンブラシ

毛量が多く、髪のボリュームをダウンさせたい人におすすめなのがデンマンブラシです。デンマンブラシの特徴は、持ち手部分はプラスチック製で、大きなブラシ面はクッション性が低いこと。

しかし、クッション性が低いおかげで髪をとかすだけでボリュームを抑えることができます。また、耐熱性が高くブローにも最適なブラシです。

今回は髪質別のおすすめご褒美ヘアブラシについて紹介しました。ちょっと良いヘアブラシは髪をとかすだけで頭皮の汚れを落とし、髪にツヤやうるおいを与えてくれます。

また、抜け毛やダメージが気になる人はブラシ部分に木製や竹のピンを使ったものもおすすめです。ほどよい硬さのピンが頭皮に心地よい刺激を与え、血行促進効果で抜け毛予防にもつながりますよ。

頭皮の健康を保つことが美しい髪を守るための絶対条件です。ぜひ、毎日のブラッシングにヘアケアも取り入れてみてはいかがでしょうか。