しとしとと雨の日が続く梅雨どきは、気分も滅入りがち。そこで色彩の心理学の専門家である、二神弓子先生に「気分が上がる」レイングッズの色選びについて教えてもらいました。「仕事をする気アップ」「爽やかさアップ」「ハッピー感をアップ」と、3つのシーン別におすすめカラーのレイングッズをご紹介します。
傘やレインコートなどのレイングッズは「明るい色」が鉄則
雨の日やどんよりと曇った日は黒、グレー、ネイビーなど暗い色は避けるのがセオリー。なぜかというと天気の悪い日に暗い色を着ると、鬱々とした気分がさらにダウンしてしまうからです。色の持つパワーをフル活用して、梅雨どきを楽しく&元気に乗り切りましょう。そこで、シーン別におすすめの色をご紹介します。
また、傘やレインウエアは面積が大きいため、顔色にも影響を与えます。おすすめカラーのほか、自分のパーソナルカラーを意識して選ぶのもいいでしょう。
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仕事をする気がダウン。そんなときは「赤」や「オレンジ」で心に活!
ただでさえ忙しい働く女性。雨の日は、子どもの送り迎えも一層手間がかかり、仕事への意欲が低下してしまうことも。そんなときテンションを上げてくれるのが「赤」や「オレンジ」です。ただしうんと気持ちが落ちこんでいるときは自分を守ってくれる「黒」で自分をガード。シューズなど、小物で少量の赤やオレンジを投入するとよいでしょう。
他人に「爽やか」な印象を与えたいなら、ブルー系の力を借りて
職場の同僚やママ友に「梅雨どきでも、職場の同僚やママ友にあの人は爽やかな人だな」という印象を与えたいなら、きれいに晴れた青空をイメージさせる「薄いブルー」「グリーンブルー」「薄めのターコイズブルー」などがおすすめです。
鬱々気分をアップ!子どもと笑顔で過ごしたいときは「ピンク」「オレンジ」「黄色」
梅雨のせいで気分が鬱々…。気持ちをハッピーにアップしてくれるのは、自分の好きな色。自分の好きな色が目に入るというポジティブな視覚効果によって、心が元気になっていきます。
なかでも「ピンク」「オレンジ」「黄色」の暖色カラーの中から、「この色が好き」「この色がかわいい」と感じられるものを選びましょう。暖色カラーは活動的になれるため子どもと過ごす休日などに雨が降ってしまった時でも、気分が上がること間違いなしです。
色彩が持つ力を利用することで、鬱陶しい梅雨どきを気分よく乗り切れるかもしれません。レイングッズを購入する際にも、役立ててくださいね。
監修
二神 弓子さん(株式会社アイシービー代表取締役社長 / 国際カラーデザイン協会パーソナルスタイル事業企画委員長)
株式会社アイシービー代表取締役社長。国際カラーデザイン協会パーソナルスタイル事業企画委員長。一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会代表理事。ミスインターナショナルトレーニングディレクター。イメージコンサルタントとして20年間で約13,000人の指導実績を持つ。
スタイリスト
松木羊子さん
女性誌や広告などで活躍中。リアルで取り入れやすいスタイリングが支持を集めている。