外出自粛が続く中でも、30代から40代の女性は日々忙しいもの。白髪の悩みが出てくるのもこの年代です。
そこで白髪染めの市販品シェアNo.1※のヘアカラーメーカー「ホーユー」で20年以上、販売、企画、広告宣伝に従事してきたマーケティング担当 狩谷 崇 さんに、現代女性が抱える髪悩みについて伺いました。
※(株)インテージ/SRI+/ヘアカラー市場/2017年4月〜2020年3月/販売金額
白髪が生えだすのは35歳頃、40代女性の8割に白髪あり
日々忙しい女性の2つの変化とは?
30代から40代の女性は忙しい方が多いですね
狩谷さん
そうですね。既婚、未婚、子供の有無にかかわらず、皆さん多忙な毎日を送られていると感じています。外出自粛が続き、これまで以上に自分自身の時間が思うように取れない方も多いのではないでしょうか。
忙しい女性たちは、「ある変化」を経験するそうですが?
狩谷さん
はい、大きく分けて2つの変化を経験します。
1つは加齢による筋力や肌の衰えなどからくる外見の変化。2つ目はライフステージの変遷による考え方、価値観といった「内面」の変化です。
どちらも一瞬というより、時間をかけて変化していきます。特に外見の変化は女性にとって、とても大きなことではないでしょうか。
髪も変化をするのでしょうか?
狩谷さん
ハリ・コシがなくなってきたと感じはじめる頃ですが、目に見えてわかるのは白髪です。白髪は1本だけでも目立つため、落ち込む人もいらっしゃいます。
実は40代前半で約8割の方が白髪があるとおっしゃっています。周りに聞きづらいため、自分だけと思う方もいらっしゃいますが、多くの方が経験しているんですよ。
「誤った白髪対策」にご用心
白髪悩みの3つの段階
白髪悩みには段階があるそうですね。どんな段階があるのですか?
狩谷さん
ここでは一般的な対策である白髪染めを例に示します。白髪悩みと対策には次のような3つの段階が考えられます。
1.白髪発見による応急処置
2.白髪が増え、対策を調べる
3.白髪染めにトライ
最初の段階、白髪発見による応急処置ではどんな悩みがありますか?
狩谷さん
35歳を過ぎれば白髪が生えることは珍しくありませんが、やはりショックを受ける方が多くいます。白髪は40代以降に生えると思っている方も多いので、加齢よりもストレスや病気、ホルモンバランスの崩れを疑う方も。
そのままにできず、抜いたり切ったりして応急処置をされています。やはり、1本でも周囲の目が気になるという方が多いですね。
確かに1~2本白髪があるだけで、周囲の目が気になることもあります。では、白髪が増えてくるとどうでしょうか。
狩谷さん
周囲に相談しにくいテーマなので、ネット検索をする人が多いようです。例えば「白髪 対策」「ヘアカラー、ヘアマニキュア、白髪染めの違い」
しかし、情報があふれているため、調べれば調べるほどどれを信用していいのかわからなくなり、さらに悩んでしまうという結果になっているようです。
モヤモヤ悩んでいる間も、白髪は増えてしまいそうですね。
狩谷さん
人に聞けないまま手探りで間違った対策をしてしまう方もいらっしゃいます。迷ったときは、白髪染めを発売しているメーカーの情報を活用してみてください。
メーカーでは商品の開発だけでなく、毛髪や白髪についての様々な研究に取り組んでいますので、ぜひ参考にしていただきたいと思っています。
この記事でもっと詳しく!
白髪染めを選ぶまでの悩みもつきない
いざ白髪染めをしようと決意してからは、どんな悩みがあるんですか?
狩谷さん
まずは市販品で染めるかヘアサロンで染めるかの悩みですね。
更に市販品の場合、商品の種類があり、どれを選べばいいのかがわからないというお声をよく聞きます。また、ヘアサロンでは美容師さんに白髪染めを
オーダーしにくいという方もいらっしゃいます。
この記事でもっと詳しく!
白髪をきっかけに、もっとおしゃれを楽しんで
変化を味方につけておしゃれを楽しんで
白髪発見時から、白髪染めにトライするまで皆さん色々な悩みに直面するんですね
狩谷さん
だからこそ白髪染めメーカーとして正しい情報をお伝えし、仕事や家事、育児にとがんばる女性の悩みに寄り添っていきたいと考えています。また、最近の白髪染めはカラーバリエーションも豊富です。白髪の目立ち始めを一つのサインとして、おしゃれスイッチを入れるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
加齢は万人に訪れるものですので、白髪を見つけてストレスをためるよりも「変化を味方にする」という考え方が、外面、内面の両方の美にとってプラスであり、この先の人生を豊かにしてくれると思います。
この記事でもっと詳しく!
回答
狩谷 崇さん
ホーユー株式会社 商品企画室 デジタル開発課
ヘアカラーメーカー「ホーユー」で20年以上、販売、企画、広告宣伝に従事